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静岡県西部にある浜名湖でダイビングやシュノーケリングを行い撮影した写真や動画で紹介しています。

写真や動画のご利用は袋井写真(旧:FunSea)へ

静岡県浜松市ダイビング・シュノーケリング専門店 FunSea

その他の紹介Other introduction

その他の生物

海藻、イカやタコ、ホヤ、ヒトデ、ゴカイの仲間、クラゲなど。

浜名湖の景色
静岡県浜名湖ダイビング水中写真
11/12/10 hiroko
静岡県浜名湖景色 静岡県浜名湖景色
← 動画:川鵜
2015/03/10
伊奈
とてもかわいい顔してます
川鵜浜名湖 川鵜浜名湖
川鵜浜名湖 川鵜浜名湖 川鵜浜名湖
← 動画
浜名湖底に沈む数々の漁船
13/01/17
伊奈
浜名湖に沈船!?
探検気分でとてもわくわくします。
戦後に沈められた戦車の主砲か!?
13/01/07
伊奈
米軍上陸に備え、「四式中(よんしきちゅう)戦車チト」という戦車が終戦間際に造られた。
しかし沢山の犠牲と「想い」も搭載した戦車は一度も戦場に出ることなく終戦を迎える。
終戦後、米軍の目から隠すため、浜名湖にチトを沈めたとの言い伝えが残る。
静岡県浜名湖戦車水中写真戦車 主砲?(*^_^*)
13/01/10 hiromi

海草

海草は、「うみくさ」と読みます。
「かいそう」とよみたくなりますが、「かいそう」は「海藻」と書きます。
つまり、海草と海藻は、全く異なる種類ということです。

海草は、海産種子植物であり、陸上の植物のように花が咲き実を結びます。
海藻は波あたりの強い岩礁海岸に多く生育し、海草は波の当たらない内湾や干潟のような所に生育する。浜名湖はぴったりですね。

アマモ
日本の本州周辺で見られる海草は、おもにアマモ類で、普通のアマモと小型のコアマモがよく見られ、細長い葉をしている
静岡県浜名湖アマモ水中写真 静岡県浜名湖アマモ水中写真
15/05/26 伊奈
静岡県浜名湖アマモ水中写真
静岡県浜名湖アマモ水中写真 静岡県浜名湖アマモ水中写真
05/06/09
伊奈
静岡県浜名湖アマモ水中写真
静岡県浜名湖アマモ水中写真
05/06/09 伊奈

海藻

海藻。藻類。一般的に緑藻、褐藻、紅藻に分類される。

ワカメ(学名:Undaria pinnatifida)
根状の部分で岩などに固着し、葉状部を水中に伸ばし、長さは2mにも達する。葉状部の中心には主軸があって、それを中心に左右に広く伸び、大きく羽状に裂ける。
浜名湖でも大きく育ったワカメの森を見ることができる。太陽の光がさしこんでいる時の光景は思わず見惚れてしまうほどです。
静岡県浜名湖ワカメ水中写真
05/03/10 伊奈
13/03/13 伊奈
静岡県浜名湖ワカメ水中写真
13/03/13 伊奈
アナアオサ(学名:Ulva pertusa)
鮮緑色~黄緑色で膜状の体形をしていて、ところどころ大小の穴があいていることから「アナ」アオサといわれている。
内湾の潮間帯に帯状に生育し、干潮になると海水面から姿を現すので、目につきやすい海藻である。
静岡県浜名湖アナアオサ水中写真
13/03/13 伊奈
アオサの仲間
水中写真には、水中の青色にこの緑がとってもいい感じになるのですね~
昔は、畑の肥料に使われたりしたらしいです。
静岡県浜名湖アオサの仲間水中写真15/05/26 伊奈 静岡県浜名湖アオサの仲間水中写真15/05/26 伊奈
ホンダワラ科の仲間
背丈が高くなる海藻で、空気の入った丸い浮きのような実をつけて
これを浮力に使い水面に向って立つようにしています。
静岡県浜名湖ホンダワラ科の仲間水中写真
15/05/26 伊奈
海藻の名前調査中
静岡県浜名湖海藻水中写真

13/03/13 伊奈

尾索(びさく)動物

ホヤ・サルパの仲間が含まれます。
マボヤ(学名:Halocyntbia bispida)
赤く強い皮に包まれ、無数の角状の突起のあるイボがある。
身体の上部には入水管(+プラス型をしている)、出水管(-マイナス型をしている)がある。
入水管で水中の微少なプランクトンなどを摂取、出水管でこした海水や排泄物を出す。
雌雄同体。
養殖ものは赤が強く、天然ものは薄い。
海のパイナップルと呼ばれることもある。
静岡県浜名湖マボヤ水中写真
06/02/13 伊奈
ユウレイボヤ(学名:Ciona savignyi)
発光することから、その名がきている。
静岡県浜名湖ユウレイボヤ水中写真
05/02/13 さゆり
(通称)笑いボヤ・コーラスボヤなどと呼ばれる
静岡県浜名湖笑いボヤ水中写真
04/02/28 さゆり

節足動物

(えびかに以外)フジツボ・ワレカラの仲間が含まれます。
オオワレカラ
ワレカラは1-3cmほどの甲殼類で、海藻の上などを生活の場としている。
ワレカラは後方の脚でしっかりと海藻にしがみついていて、移動するときは前方の脚、顎脚(がくきゃく)をつかいながら、シャクトリムシのように進む。

よーーく見てみると、カマキリのような風貌で、ボクシングをしているような動きをしている。

磯魚の重要な餌となっているが、ワレカラ自身はヒドロ虫のポリプ・小さな甲殼類・海藻・腐敗生物などを食べている。
ワレカラの種類によっては、親と同じ姿になって産まれてきた子どもを外敵から守りながら育てるという。右下の写真はまさにそれである。
静岡県浜名湖オオワレカラ水中写真
10/03/30 伊奈
静岡県浜名湖オオワレカラ水中写真
05/04/21 伊奈
親とたくさんの子供たち。
?ワレカラ
静岡県浜名湖ワレカラ水中写真
10/02/25 伊奈
静岡県浜名湖ワレカラ水中写真
10/02/25 伊奈
タテソコエビ属タテソコエビ科の1種
静岡県浜名湖タテソコエビ科の1種
10/01/25 伊奈
静岡県浜名湖タテソコエビ科の1種
10/01/25 伊奈
続、(財)水産無脊椎動物研究所の方より
「なお、日本海岸動物図鑑2によれば、タテソコエビは海藻場に分布とあります。タテソコエビ科もヨコエビ亜目に入っていますから、ヨコエビの仲間といっても間違いではありませんね。

箒虫(ほうきむし)動物

ホウキムシの仲間が含まれます。
ヒメホウキムシ(学名:Phoronis ijimai)
白いホウキのような形をした小さな生物。
先端の繊毛を備えた触手が口を囲んで触手冠を作り捕食をする。
この小さな生物がたくさん集まって群体を形成していることが多い。
浜名湖では群生しているところを観察することができる。
静岡県浜名湖ヒメホウキムシ水中写真
10/02/11 裕美
静岡県浜名湖ヒメホウキムシ水中写真
04/02/01 さゆり
自分の粘液で作った管の中に住む。モサモサ(触手)一つ一つが1個体。
静岡県浜名湖ヒメホウキムシ水中写真
12/11/08 伊奈

軟体動物(頭足綱)

イカ・タコ等の仲間が含まれます。
タコの仲間
マダコ(学名:Octopus vulgaris)
腕を含めた体長は約60cmで、腕は胴体(いわゆる「頭」)の約3倍の長さ。
皮膚には色素細胞がくまなく分布し、周囲の環境に合わせて体色や突起の長さを数秒ほどで変えることができる。
昼は海底の岩穴や岩の割れ目にひそみ、夜に活動して甲殻類や二枚貝を食べる。腕で獲物を絡め捕り、毒性を含む唾液を注入して獲物を麻痺させ、腕の吸盤で硬い殻もこじ開けて食べてしまう。
繁殖期は春から初夏で、交尾したメスは岩陰に潜み、長径2.5mmほどの楕円形の卵を数万-十数万個も産む。
マダコの卵は房状にかたまり、フジの花のように見えることから海藤花(かいとうげ)とも呼ばれる。
メスは孵化するまで餌を摂らずに卵の下に留まり、漏斗で海水を吹きつけたり、卵を狙う魚などを追い払ったりして卵の世話をする。
卵は1ヶ月ほどで孵化するが、メスは孵化を見届けた直後にほとんど死んでしまう。
マダコ VS 魚 動画
05/06/23 (木)
浜名湖
伊奈
既に腕の中には1匹以上捕らえているにもかかわらず
次の獲物を捕ろうとしています。
さすが8本足は便利ですねー
静岡県浜名湖マダコ水中写真
12/11/01 伊奈
静岡県浜名湖マダコ水中写真
12/10/10 伊奈
←タコさんのほうからカメラに向かってきます。
仲良し~!
マダコの仲間
静岡県浜名湖マダコの仲間水中写真
04/09/09 伊奈
イイダコ(学名:Octopus ocellatus)
産卵直前の雌の胴内には、米粒に似た感じの未熟卵がぎっちりつまっていることから、「飯(いい)」の名がきている。
産卵後、母ダコは死ぬ。1ヶ月半で孵化し、体長1cmほど。
腕の付け根に、光る金色のリングをもつ眼状紋があるのが特徴。しかし、リングは驚いた時でないと出てこない。
イカの仲間
コウイカ(学名:Sepia (Platysepia) esculenta )
胴体の軟骨(貝殻)が石灰質でできた硬い甲羅のようになっているのが名前の由来。コウイカの仲間は、この甲を浮きにして泳ぐ。学名sepiaは、「セピア色」の語源。コウイカの墨で作ったインクの色から「セピア色」という言葉が生まれた。
静岡県浜名湖コウイカ水中写真
10/04/11 裕美
先が動画が見れない方は
【動画】http://youtu.be/0M4i1JlCRIU
スルメイカ(学名:Todarodes pacificus)
乾物として名の知れたスルメイカ。元々、乾物のことを「スルメ」と呼び、やがて動物の方がスルメイカと呼ばれるようになった。春先はまだ小さく、夏には一人前の大きさに。胴体だけで30cm程になる。寿命は1年と言われている。
静岡県浜名湖スルメイカ水中写真
10/03/30 伊奈
静岡県浜名湖スルメイカ水中写真
10/03/30 伊奈
静岡県浜名湖スルメイカ水中写真
10/03/30 伊奈
身体に黒い縦線があるのがわかりますか?これがスルメイカを見分けるポイント。
←動画:スルメイカ
2010/3/30
伊奈
ミミイカ(学名:Euprymna morsei)
大きさ4cmくらいと小さいがこれでも大人である。
容姿は寸胴で丸っこく、科名であるダンゴイカという名前が良く似合う。名前の由来でもある、丸い鰭は耳のように見える。墨汁嚢上に発光器があるそうです。
←動画:ミミイカ
2009/12/14
伊奈
静岡県浜名湖ミミイカ水中写真
12/01/12 裕美
静岡県浜名湖ミミイカ水中写真
15/04/16 伊奈
7cmと巨大
静岡県浜名湖ミミイカ水中写真
15/04/16 伊奈
ボウズコウイカ(学名:Sepia erostrata)
胴は楕円形で、からだを覆う膜全体にヒレがある。
普段はヒレを波打たせて移動し、素早く移動する場合は漏斗より水を噴出させ移動する。
色素胞という細胞の大きさを変えて体色を変化させ、周りに合わせて擬態したり、威嚇したり、求愛したりする。
カイメンを産卵床にする。
静岡県浜名湖ボウズコウイカ水中写真
05/05/12
ヒメイカ(学名:Idiosepius paradoxus)
世界最小のイカ。
背中から出す粘着液で海草にくっつく。日中はほとんどアマモなどの海藻にくっついて休んでいる。
卵も海草に産み付ける。
静岡県浜名湖ヒメイカ水中写真
05/03/10 洋子
静岡県浜名湖ヒメイカ水中写真
05/02/10 伊奈
大きくても2cmくらいの小さなイカ。海藻等にくっつきます。

環形動物

ゴカイ・ミミズ・ヒル・スイクチムシの仲間が含まれます。
カンザシゴカイの仲間
静岡県浜名湖カンザシゴカイの仲間
13/01/10 伊奈
岩石、岸壁、貝殻などに石灰質の管状の巣を作り付着する。
群体で固着するため、そのかたまりは珊瑚のようにも見える。

釣りえさとして使用されることもあるようです。
←動画:エゾカサネカンザシゴカイ?
ケヤリムシ(学名:Sabellastarte japonika)
和名の由来は大名行列の先頭を飾った毛槍からきている。
泥を分泌物でかためて作った、管のような巣に住んでいる。
発達した多数の触手(羽のよう!)を拡げて、呼吸すると同時に、付け根にある口へプランクトンを誘導して濾過摂食する。
驚かすと全体を一瞬で棲管に引っ込めてしまう。
静岡県浜名湖ケヤリムシ水中写真
05/03/17 伊奈
静岡県浜名湖ケヤリムシ水中写真
04/11/18 祐子
このふさふさで呼吸もでき、餌も捕れる。
ゴカイ(産卵)
ゴカイなどのイソメ類が産卵のために、早春から晩春にかけて泥地から抜け出し水面に向かう。
ゴカイは集光性があるため、街灯の下など明るい場所に集まりやすい。また、潮や風によって流され、ゴミが溜まっているような場所にも多く見られる。
ミミズみたいに長くて、足がいっぱいのゴカイが大量に泳いでいるシーンは見ごたえありです。
静岡県浜名湖ゴカイ水中写真
13/03/12 伊奈
チンチロフサゴカイ(学名:Loimia verrucosa) → フサゴカイの仲間
砂粒を集めて固めた管の中で暮らす。本体はこの巣穴から出ず、その先端の円く開いた口から、触手を周囲の底質の上に伸ばす。
この触手には溝があって繊毛がはえており、これで微生物の死がいなどを集めて食べる。
巣穴から引っ張り出すと体をくねらせてよく泳ぐことができる。多数の長い触手を振りながら泳ぐ姿はかなり異様であるが、筆者は個人的に大好き。
静岡県浜名湖フサゴカイの仲間水中写真
05/01/13 裕美
ヒトエカンザシ(学名;Spirobranchus giganteus)
定住場所となる管をどこかに埋め込んで定住生活をしている。
表に見えている傘のようなもの(刺激を受けると素早くひっこんでしまう)は、浮遊物を捕らえて口に運んだり、呼吸したりに使われる。
色のバリエーションが多くあり、水中写真を楽しむダイバーに人気がある。(筆者も大好き!)
静岡県浜名湖ヒトエカンザシ水中写真
12/11/04 祐子
静岡県浜名湖ヒトエカンザシ水中写真
12/11/12 伊奈
ウミケムシ(学名:chloeia flava)
背中中央の暗紫色の紋が特徴。
足にはえる剛毛は中に毒液があり、素手で触ると刺される。釣り上げられることがある。
【動画】http://youtu.be/IwaFjbSN56s
静岡県浜名湖ウミケムシ水中写真
11/11/09 伊奈
静岡県浜名湖ウミケムシ水中写真
12/11/01 伊奈
静岡県浜名湖ウミケムシ水中写真
12/11/08 裕美
←動画:ウミケムシ
伊奈

棘皮動物

ウミユリ・ヒトデ・ウニ・クモヒトデ・ナマコの仲間が含まれます。
ヒトデの仲間
イトマキヒトデ(学名:Asterina pectinifera)
名前のとおり糸巻きに似た五角形で、腕が短く切れ込みが浅い。
小型のカニやヤドカリも食べる。
よく似た、チビイトマキヒトデという種も存在する。
静岡県浜名湖イトマキヒトデ水中写真
04/02/21 さゆり
マヒトデ(学名:Asterias amurensis)
内側にある管足で二枚貝を開けることができる。
ホタテ貝やカキの養殖場に侵入し、食害してしまうことがある。
静岡県浜名湖マヒトデ水中写真
04/10/14 伊奈
静岡県浜名湖マヒトデ水中写真
10/03/07 裕美
静岡県浜名湖マヒトデ水中写真
10/03/07 裕美
大きさは2~5ミリ程度。
泥砂底のあちこちで見られました。
オオシマヒメヒトデ(学名:Henricia ohchimai)
静岡県浜名湖オオシマヒメヒトデ水中写真
06/2/11 裕美
静岡県浜名湖オオシマヒメヒトデ水中写真11/01/25 伊奈
スナヒトデ(学名:Luidia quinaria)
夜間に長い管足をオールのように使って、早いスピードで海底を這うように移動する。
小型の貝類を食べる。肛門はなく、腹側の口で捕食、排泄をする。
静岡県浜名湖スナヒトデ水中写真
砂に潜り始めの始めた時です
静岡県浜名湖スナヒトデ水中写真
04/12/16 伊奈
食べられても再生する。
モミジガイ(学名:Astropecten scoparius)
紅葉の葉のようからモミジガイ。砂泥地で生息している。
【動画】http://youtu.be/I9_engzP5k8
静岡県浜名湖モミジガイ水中写真
05/09/08 伊奈
静岡県浜名湖モミジガイ水中写真
12/02/09 伊奈
静岡県浜名湖モミジガイ水中写真
05/2/20 伊奈
静岡県浜名湖モミジガイ水中写真
12/10/16 伊奈
←動画:モミジガイ
伊奈
トゲモミジガイ(学名:Astropecten polyacanthus)
背面のふちに直立した長く鋭い棘があるのが特徴。
モミジガイが7センチほどなのに対し、こちらは15センチほどになる大型の種である。
静岡県浜名湖トゲモミジガイ水中写真

04/10/14 伊奈
ヤツデスナヒトデ(学名:Luidia maculata)
7~10本の腕を持つ。強烈な肉食種で、ときには同種の小さい個体を襲って食べることがある。
静岡県浜名湖ヤツデスナヒトデ水中写真
10/01/25 伊奈
ウニの仲間
シラヒゲウニ(学名;Tripneustes gratilla Linnaeus )
白いトゲが混ざっていることから、この和名になったといわれている。
たわしのような風貌だが、トゲに木の葉や枝、貝などを付けてカモフラージュしているところをよく見かける。
とげのない黒紫色の縦帯が合計10本あるため,とげのある部分がはっきりしている。
静岡県浜名湖シラヒゲウニ水中写真
12/11/12 伊奈
静岡県浜名湖シラヒゲウニ水中写真
12/11/12 伊奈
スカシカシパン(学名:Astriclypeus manni)
非常に扁平な殻と、ごく短くて棘とは認識できない程度の棘を持つ。
背面の花紋の延長上、縁までの間に細長い穴が1個ずつ開いている。
浅い海の砂底に半ば埋もれて生息する。餌は砂の中の微生物である。天敵は甲殻類や魚類。
からだに穴があいていることから「スカシ」と言われている。
静岡県浜名湖スカシカシパン水中写真
05/02/17 幸永
トックリガンガゼモドキ?
棘の全体が黒紫色のガンガゼと違い、棘に白の横縞模様が入ることが多い。
棘は長いが中は空洞でもろく、長いので深く刺さり、刺さると折れこんで抜けにくく体内に残る。
静岡県浜名湖トックリガンガゼモドキ水中写真
04/11/18 さゆり
オオブンブク(学名:Brissus agassizii)
磯の小石まじりの海底に数cmほど体をもぐらせて生活している。
無数の棘に覆われている。
大の字型の花紋がある。
静岡県浜名湖オオブンブク水中写真
04/12/09
ヒラタブンブク(学名:Lovenia elongata)
夜行性で昼間は砂に潜っているが、潜んでいるところは砂が盛り上がっていて、注意して見ていれば、見つけることができる。
砂ごと掘り返してみると出てくるが、動きが早く、すぐ潜ってしまう。
殻はハート型 。棘は前から後へと一方向に流れ、その中に数本縞模様の長い棘がある。
ブンブクと言う名前は「文福茶釜」から来ている。
なぜブンブクチャガマとなったかは定かではないが、おそらくその容姿を、タヌキが伏せて隠れている様に見たのではないかという説が有力。
【動画】http://youtu.be/zW2WPAHkC0E
静岡県浜名湖ヒラタブンブク水中写真
12/01/26 伊奈
静岡県浜名湖ヒラタブンブク水中写真
12/01/26 伊奈
動きが早く、砂にずんずん潜っていきます。
←動画:ヒラタブンブク
伊奈
ナマコの仲間
イシコ(学名:Eupentacta chronhjelmi)
体は赤橙色や白色。
よく発達した管足で体を固定し、触手(10本で、腹面の1対は小さい)を樹状に大きく広げて、水中の浮遊物をとりこみ、それに含まれる養分を吸収する。
浜名湖ではイシコの触手が森のようになっているところを見る事ができ、とても幻想的である。
静岡県浜名湖イシコ水中写真
05/07/14 伊奈
静岡県浜名湖イシコ水中写真
05/02/17 裕美

イシコの全身。足(管足)がきれいに並んでいます。
静岡県浜名湖イシコ水中写真
05/01/16 伊奈
静岡県浜名湖イシコ水中写真
12/01/12 さゆり
まるで森のようです。
他のナマコとは違う光景を楽しむことができます。
フジナマコ(学名:Holothuria decorata)
体は堅く、やや平らな円筒形で、全体に褐色。
体表の色合いが藤の木の樹皮に似ていることから名前がついた。
【動画】http://youtu.be/QbNHbB3wV0M
静岡県浜名湖フジナマコ水中写真
04/12/23 裕美
←動画:フジナマコ
伊奈
マナマコ(学名:Apostichopus japonicus)
魚屋で売られているのは主にマナマコ。
外洋性の岩礁などに生息するものは赤と褐色の斑紋で(アカコ)、内湾性の砂泥底のものは青緑色や黒色(クロコ)である。
体表体表のトゲが顕著なほうが高値で取引されやすい。
静岡県浜名湖マナマコ水中写真
05/03/17 洋子
静岡県浜名湖マナマコ水中写真
05/01/20 裕美
静岡県浜名湖マナマコ水中写真
04/12/23 裕美
クロコとも呼ばれる。腹側には足(管足と呼ばれる)がたくさん並んでいる。
ウミユリの仲間
ウミシダ
植物のように見えるが、よく発達した神経系と筋肉を備えた動物である。
中央から10−120本の腕が伸び、腕から多数生えている小さな構造は、羽枝と呼ばれる。
ウミシダの腕は、餌を捕えたり、地面を這って移動するのに使われる。
静岡県浜名湖ウミシダ水中写真
10/03/30 伊奈

刺胞動物

クラゲ・サンゴ・イソギンチャク等の仲間が含まれます。
クラゲの仲間
カミクラゲ(学名:Spirocodon saltator)
日本固有種。触手の付け根には、眼点と呼ばれる赤い点が並ぶ。この眼点で光を認識する。
カミクラゲのポリプ世代は、未だ発見されておらず謎が多い。
浜名湖では、たくさん見れることがあるので
もしかしたら、浜名湖内にポリプがあるのではないか!?
と、ちょっと期待している。
静岡県浜名湖カミクラゲ水中写真
10/02/25 伊奈
静岡県浜名湖カミクラゲ水中写真
15/03/24 伊奈
静岡県浜名湖カミクラゲ水中写真
15/03/24 伊奈
【動画】カミクラゲ
2015/3/24 伊奈
オワンクラゲ(学名:Aequorea coerulescens)
傘は碗を逆さにしたような形をしており、透明で内側の放射管がはっきりと外側から見える。
最大傘径は20cmにおよび、ヒドロ虫綱で最大。
刺激を受けると生殖腺を青白く発光させる。
主に春から夏にかけて見られる。
水面に浮き、ほとんど動かないが、他のクラゲや小魚などを大きな口を開けて丸呑みする。
静岡県浜名湖オワンクラゲ水中写真
05/01/13 伊奈
アカクラゲ(学名:Chrysaora melanaster)
傘の模様からレンタイキクラゲ(連隊旗水母)ともいう。
傘の直径は9~12cm,半球状で表面にふつう16本の赤褐色のしまがある。
触手には毒針を撃ち出す刺胞があり、小動物を捕食したり身を守るために使用している。
ヒトがこれに触れると触れた部位が赤く腫れて痛む。
静岡県浜名湖アカクラゲ水中写真
05/01/31 さゆり
静岡県浜名湖アカクラゲ水中写真
10/03/30 伊奈
静岡県浜名湖アカクラゲ水中写真
13/03/13 伊奈
ウラシマクラゲ(学名:Urasimea globosa)
触手は4本で、拍動しながら泳ぐ。
傘の部分の透明度が高く、かなりスケスケ。ガラスの風鈴のようでかわいいです。
静岡県浜名湖ウラシマクラゲ水中写真
15/05/26 伊奈
静岡県浜名湖ウラシマクラゲ水中写真
15/05/26 伊奈
静岡県浜名湖ウラシマクラゲ水中写真
15/05/26 伊奈
ミズクラゲ(学名:Aurelia sp.)
日本近海で最も普通に観察できるクラゲ。傘の下側中央に十字形に口が開き、ヤナギの葉のような形の4本の口腕がある。
刺胞を持つが、刺されてもほとんど痛みを感じることはないので比較的安心なクラゲです。
静岡県浜名湖ミズクラゲ水中写真
15/05/26 伊奈
静岡県浜名湖ミズクラゲ水中写真
15/05/26 伊奈
静岡県浜名湖ミズクラゲ水中写真
15/05/26 伊奈
静岡県浜名湖ミズクラゲ水中写真15/05/26 伊奈
サンゴの仲間
?ヤギ
静岡県浜名湖ヤギ水中写真
10/02/06 伊奈
フトヤギ
木の枝のようにも見えるが、サンゴの仲間である。
ソフトコーラルの一種で、潮の流れが強い所に生息し、根本は岩などに固着している。
薄紫色のポリプを出して餌をとる。
ポリプが全開のときは、花がさいたようにきれい。
静岡県浜名湖フトヤギ水中写真
11/10/25 伊奈
ムツサンゴ(学名:Rhizopsammia minuta mutsuensis)
サンゴ体の直径5㎜。
互いに独立するが、細い根っこのようなもので連結されている。
静岡県浜名湖ムツサンゴ水中写真
04/12/09 伊奈
ウミサボテン(学名;Cavernularia obesa)
夜、砂地の海底に、根元を砂の中に差し込んで、立っている。 その様子は、いかにも海中のサボテンに見える。
刺激を受けると光る!
日中は、10cm以下に縮み、砂の中に隠れている。暗いところでは日中も見ることができる。
ウミサボテンの体は、たくさんの小さな個虫(こちゅう:ポリプ)の集合体で出来ていて、このポリプで流れてくるプランクトンを捕食している。
静岡県浜名湖ウミサボテン水中写真
05/02/17 さゆり
静岡県浜名湖ウミサボテン水中写真
15/04/16 伊奈
静岡県浜名湖ウミサボテン水中写真
15/04/16 伊奈
ウミエラ
羽ペンみたいな形から、英語では「シーペン(sea pen:海のペン)」と呼ばれている。
夜行性で、昼間は砂中に身を潜めていることが多い。夜間に葉状体表面のポリプでプランクトンや小魚などを捕食する。
静岡県浜名湖ウミエラ水中写真
11/10/26 裕美
静岡県浜名湖ウミエラ水中写真
11/11/23 葉月
暗くなると、にょきっと砂から出てきます。
白色が砂地に映えて目立ちます。
イソギンチャクの仲間
ムラサキハナギンチャク(学名:AgCeriantbus filiformis
触手が乳白色で、触手端半部が紫色のものが多い。

足盤で岩に付着するのではなく、砂地に穴を掘って潜っていることが特徴。
砂地に縦に掘られた管に収まり、体の前半を管から出して触手を広げる。刺激を受けると全身を巣穴の中に引っ込める。その動きはかなり素早い。

巣穴の壁は自分の出した
粘液と織り刺胞から出る糸で固めてある
静岡県浜名湖ムラサキハナギンチャク水中写真
08/02/03 裕美
静岡県浜名湖ムラサキハナギンチャク水中写真
11/ rio
ヒドロ虫の仲間
ベニクダウミヒドラ(学名:Tubularia mesembryanthemum
植物に見えるが、ヒドロ虫と呼ばれる動物である。
花弁のように開いた部分は触手であり、これで流れてくる動物プランクトンを受け止め、餌にしている。
水温11℃以下で活発になる。個体の寿命は約一カ月ほどと言われている。
静岡県浜名湖ベニクダウミヒドラ水中写真
11/02/01 伊奈
静岡県浜名湖ベニクダウミヒドラ水中写真
12/03/15 葉月
浜名湖でも、水の冷た~い冬に見ることができます。
群生しているところはお花畑のようです。
(動物ですが…)
静岡県浜名湖ベニクダウミヒドラ水中写真
05/02/10 伊奈
静岡県浜名湖ベニクダウミヒドラ水中写真
05/01/13 伊奈
群を作って生活する。
白くて細い触手で餌を摂る。
シロガヤ(学名:Aglaophenia whiteleggei)
海藻のようだが、刺胞動物である。
刺激を与えると刺胞毒が発射されてしまうので、素手で触るとかぶれてしまう被害を受ける。
特に岩場に、波で揺られるように生息している。
静岡県浜名湖シロガヤ水中写真11/01/18 伊奈

外肛動物

コケムシなど
コケムシの仲間
ヒロフサコケムシ(学名:Bugula pugeti umbelliformis)
静岡県浜名湖ヒロフサコケムシ水中写真
10/02/17 伊奈
静岡県浜名湖ヒロフサコケムシ水中写真
10/02/06和美
続、専門家の方より
 「近似種は,ヨーロッパから
アメリカにかけてみられますが,
本亜種は日本固有と
考えられているようです.」
静岡県浜名湖ヒロフサコケムシ水中写真
10/02/17 裕美
静岡県浜名湖ヒロフサコケムシ水中写真
05/02/10 伊奈
ぱっと見たところ、海藻のように見えます。
←動画:ヒロフサコケムシの鳥頭体
10/02/17
伊奈

左上の写真では、海藻に見えてしまうが、これは、小さな生物(個虫)が集まったものであり、群体と呼ばれます。
1つの個虫の触手は、直径0.5mmほど。
ここで餌を取り食べていると思われます。
これを常個虫と呼ぶ。
次に出てくる小さな卵型のものは、常個虫と違い触手を持たない異形個虫である。
動画の中での異形個虫は、鳥頭体といわれ
る個虫で、この個虫は外敵に対して防衛したりする役割があるようです。
非常に難しい生態で、私も詳しく分かりません。
チゴケムシ
静岡県浜名湖チゴケムシ水中写真
10/02/28 伊奈
静岡県浜名湖チゴケムシ水中写真
10/02/28伊奈

教えて頂きたい生物達

正体不明の生き物たち。何だかわかる方いらっしゃいましたら、FunSeaまでご意見お待ちしています。

静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真???
04/11/18(木)
伊奈
これは何?
誰か教えて!
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真05/01/16(日)
伊奈
ユムシの仲間
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真05/01/13(木)
裕美
煙突みたいに生えていた。
ケヤリムシの仲間
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真13/01/10(木)
伊奈
なにかのたまご?
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真12/01/26(木)
伊奈
??イソギンチャク
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真05/02/17(木)
伊奈
ケヤリムシの仲間です。
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真05/02/10(木)
洋子
コケムシ?
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真05/02/13(日)
さゆり
イソギンチャクの仲間
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真いつ?
洋子
イソギンチャクの仲間。
調べ中です。
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真05/02/13(日)
伊奈
アマモに産み付けられた何かの卵。
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真05/04/21(木)
洋子
目に付く。気になる。
ゴカイの卵?
静岡県浜名湖スキューバダイビングでの水中写真05/03/17(木)
伊奈
ヒラムシの仲間。
ウミウシと似てるけど、ウミウシは軟体動物。ヒラムシは扁形動物です。

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2024/01/16