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静岡県西部にある浜名湖でダイビングやシュノーケリングを行い撮影した写真や動画で紹介します。

写真や動画のご利用はFunSeaへ

静岡県浜松市ダイビング・シュノーケリング専門店 FunSea

エビ・カニShrimp & crab

甲殻類を主にまとめました。

浜名湖ダイビングで見られたエビ=海老(和名順)

ここに紹介文が入ります。

イセエビ(学名:Panulirus japonicus)
ご存知高級食材。
全身が暗赤色で棘だらけの頑丈な殻におおわれていて、腹肢が青色をしている。
第二触角の根もとには発音器があり、つかまれると関節をギイギイと鳴らし、威嚇音を出す。
夜行性。天敵は人間の他にも沿岸性のサメ、イシダイ、タコなどがいる。敵に遭うと尾を使ってすばやく後方へ飛び退く動作を行う。
静岡県浜名湖イセエビ水中写真
04/09/09 伊奈
静岡県浜名湖イセエビ水中写真
05/09/08 伊奈
静岡県浜名湖イセエビ水中写真
05/07/21 伊奈
オキノスジエビ(学名:Plesionika narval)
水深40m〜数百mの深い所に生息するが、時期によってまれに浅場でも見られることがある。
浜名湖でも観察できた。深場に生息するエビ、驚きです!
静岡県浜名湖オキノスジエビ水中写真
04/03/03 茂広
ウシエビ(学名:
牛海老は、十脚目クルマエビ科に属するエビの一種。
食用として世界各地で利用されており、ブラックタイガーという別名でよく知られている。
静岡県浜名湖ウシエビ水中写真 静岡県浜名湖ウシエビ水中写真
11/10/26 裕美
静岡県浜名湖ウシエビ水中写真
05/10/20 伊奈
←動画:ウシエビ
05/10/20 伊奈
クルマエビ(学名:Marsupenaeus japonicus) (車海老、車蝦)
日中は砂に潜っているため、夜間に観察されることが多い。インド太平洋沿岸の内湾砂泥底に生息する大型のエビで、味も良く重要な食用種。

静岡県浜名湖クルマエビ水中写真
12/05/17 伊奈

静岡県浜名湖クルマエビ水中写真
12/05/17 伊奈

←動画:クルマエビ
10/03/30
11/11/09
12/05/17
伊奈
サラサエビ(学名:Rhynbocinetes uritai)
和名の由来は、身体にある模様を更紗模様に見立てたところからきている。
このエビは他の魚類、軟体動物類などに付いた寄生虫などを捕食する習性がある。
それを目的に近づいてくるウツボの身体や口の中にいる事もある。
夜は足が白色になっているところを観察できることがある。

静岡県浜名湖サラサエビ水中写真
04/12/23 裕美

スザクサラサエビ(学名:Rbynchocinetes durbanensis)
サラサエビとは模様が違う。
体を複雑に交差する赤白のしま模様があることが特徴。

静岡県浜名湖スザクエビ水中写真
08/10/26 千晴

テッポウエビ
浜名湖ではイトヒキハゼと同居しているのが見られる。
テッポウエビは巣穴の拡張と修理をしてハゼの隠れ家を確保し、ハゼは視力の弱いテッポウエビに代わって天敵を発見し、テッポウエビに知らせて共に巣穴にもぐりこむ。
10本ある歩脚のうち、一番前の第1歩脚(はさみになっている)をかち合わせ、「パチン!」という破裂音を出すことができる。
「鉄砲エビ」という和名はこの動作に由来する。
この動作は天敵が近づいた時の威嚇によく行われる。
静岡県浜名湖テッポウエビ水中写真
静岡県浜名湖テッポウエビ水中写真
07/01/ 21 伊奈
静岡県浜名湖テッポウエビ水中写真05/02/13 伊奈

静岡県浜名湖テッポウエビ水中写真
07/01/21 伊奈

←動画:テッポウエビ
05/02/13 伊奈
トゲエビジャコ(学名:Metacrangon angusticauda)
体形は体幅がひろく、ずんぐりしている。
頭部が大きく、正中線上に棘がある。
砂に擬態しているところも観察される。
静岡県浜名湖トゲエビジャコ水中写真
05/12/08 伊奈
フタミゾテッポウエビ(学名:Alpheus bisincisus)
テッポウエビが泥の多い砂底に好んで生息するのに対し、フタミゾテッポウエビは砂礫質が多い干潟で発見されることが多い。
額角は短く、その基部の左右に1本の溝があることから「フタミゾ」と呼ばれている。
第1歩脚のハサミは左右のどちらかが大きくなる。とても頑丈で、大きな音を出すことができる。
背中に黒い点々があります。
静岡県浜名湖フタミゾテッポウエビ水中写真
05/02/10 伊奈
フトミゾエビ(学名:Melicertus latisulcatus)
額角(目と目の間にあるツノのようなもの)から続く隆起部分の両側にある太い溝からつけられた名前。
日中は砂に潜っているため、夜に見られることが多い。
腹部に暗赤褐色の小さな斑紋がある。
ダイバーが近づくと砂に潜ります。
静岡県浜名湖フトミゾエビ水中写真
04/11/18 伊奈
ヤドリツノモエビ(学名:Heptacarpus commensalis)
藻場や岩のすき間、ゴロタに隠れている透けて見えるモエビ。
赤褐色の斜め破線模様と体全体に小さな点が点在する。
静岡県浜名湖ヤドリツノモエビ水中写真
10/01/24 裕美
スケスケ個体。比較的暖かい海にいるようです。
ロウソクエビ(学名:Hayashidonus japonicus)
砂に潜る。潜る際に砂地に頭部を突っ込み、バタバタする仕草が見られる。この様子が蝋燭のように見える事からこの和名が付いた。
体は半透明でロウソクのように円筒形で細長く、淡褐色の細点が散在する。
日中は砂に潜っていることが多いが、夜は砂泥地で見ることができる。ウミエラについていることもある。
ライトを当てると慌てて砂に潜る。
静岡県浜名湖ロウソクエビ水中写真
12/10/16 裕美

静岡県浜名湖ロウソクエビ水中写真
12/10/16 裕美

アキアミ(学名:Acetes japonicus)
サクラエビ科に分類されるエビの一種で、「アミ」と名がつくがサクラエビに近いエビの仲間。
日本を含む東南アジアの内湾域に生息。
静岡県浜名湖アキアミ水中写真
11/11/09 伊奈
光に集まってきます。
←動画:アキアミ
11/11/09 伊奈

不明種 エビ

静岡県浜名湖不明種エビ水中写真 静岡県浜名湖不明種エビ水中写真 静岡県浜名湖不明種エビ水中写真
静岡県浜名湖不明種エビ水中写真 静岡県浜名湖不明種エビ水中写真
05/02/10 伊奈
緑色。クサイロモエビに似てるけど・・?
静岡県浜名湖不明種エビ水中写真
05/06/23 裕美
静岡県浜名湖不明種エビ水中写真 静岡県浜名湖不明種エビ水中写真 静岡県浜名湖不明種エビ水中写真
静岡県浜名湖不明種エビ水中写真
05/01/20 伊奈
スケスケ。
静岡県浜名湖不明種エビ水中写真
05/01/13 伊奈
どこにいるかわかりづらい。

静岡県浜名湖不明種エビ水中写真
05/01/13 伊奈
体は扁平。


ご存知の方いらしたら、ご教授下さい。

浜名湖ダイビングで見られたカニ=蟹(和名順)

イシガニ(学名:Charybdis japonica)
第5脚は遊泳脚になっており、海中をすばやく泳ぐことができる。
外見はガザミに似ているが、甲羅の左右に大きな棘がないこと、腹側にも細かい毛が生えていることなどで区別できる。
はさむ力はかなり強く、強引に放そうとすると怪我をするので注意。
茹でたり味噌汁にしたり、食用になる。

静岡県浜名湖イシガニ水中写真

04/12/09 伊奈

静岡県浜名湖イシガニ水中写真

04/11/18 祐子

静岡県浜名湖イシガニ水中写真05/01/20 伊奈
イッカククモガニ?
静岡県浜名湖イッカククモガニ水中写真10/02/11 裕美
もしくはアワツブアケウスか?
暗めの水中だったので砂から出ていたのでしょうか?
シマイシガニ(学名:Charybdis feriata)
甲羅は六角形で、甲羅の前縁に左右各6つの棘がある。
甲羅とはさみ脚に黒から藍色または暗褐色の複雑な縞模様がある。他の脚には黄色から白の斑点模様がある。甲羅の中央に十字架状の紅い地色の部分があるため、キリストガニや中国語の「十字蟹」という地方名がある。
茹でたり蒸したりすると鮮やかな朱色に変わる。静岡県(トラガ二と呼ばれる)や宮崎県では食用として珍重され、高価である。

静岡県浜名湖シマイシガニ水中写真

05/02/20 綾子
甲に白の縦じま模様、足やはさみに白い斑紋がある。死んでる?

ガザミ(学名:Portunus trituberculatus)
甲幅は15cmを超える大型のカニで、オスがメスより大きい。
甲羅の背面は黄褐色と図鑑にあるが水中で見ると深い緑っぽい。甲羅に白い横筋を持つ。甲羅の後半部分やはさみ脚、脚などは青みがかっており、白い水玉模様がある。菱形の甲羅で、横に伸びる白い縞がある。

これらは敵や獲物の目をあざむく保護色となっている。
ガザミの鋏脚長節(ハサミのつけ根から真ん中の関節までの部分)にはとげが4本あるので、よく似たタイワンガザミ(3本)と見分けられる。

夏〜秋に交尾した雌は、そのまま深場に潜って冬眠する。
冬眠から覚めると晩春に産卵する。
(ガザミ類は晩春(一番子)、夏(二番子)と、年2回産卵する。
静岡県浜名湖ガザミ水中写真04/09/16 祐子
後ろが雄と思われる、甲幅20cm
コメツキガニ(学名:Scopimera globosa )
はさみの先端が二又のフォークのようになっている。これは砂をすくうのに適した構造で、はさまれてもあまり痛くはない。
砂浜の潮間帯に深さ 10-20cm ほどの巣穴を掘る。
春から夏には、オスが背伸びをして両方のはさみを振り下ろすウェービング)という求愛行動がみられる。
この行動が臼と杵で米をつく動作に似ているためこの和名がついた。
静岡県浜名湖コメツキガニ水中写真04/09/09 伊奈

静岡県浜名湖コメツキガニ水中写真

04/09/09 伊奈

静岡県浜名湖コメツキガニ水中写真04/09/09 伊奈
コワタクズガニ(学名:Micippa philyra)
甲羅に海藻やイソギンチャクなどをつけて偽装し、岩に張り付くようにじっとしている。
もじゃもじゃをはがすと、全体的に緑褐色で、甲羅は長方形。
静岡県浜名湖コワタクズガニ水中写真 04/10/14 伊奈モジャモジャ。
ジャノメガザミ(学名;Portunus sanguinolentus )
甲に蛇目模様(同心円で中央に黒い丸、外側が白い丸で囲まれた模様。)があることから名前がきている。
「ガザミ」は、ハサミが強靱で強く、はさまれると痛手を負うことから「カニハサミ」となり、これが短縮されて「ガザミ」となった。 うちの父は、浜名湖の漁師だったが、この蟹の甲羅に3つの星があることから3等兵と呼んでいた。

雄の鉗脚(ハサミ)は長く甲羅は左右に長い。
雌の鉗脚(ハサミ)は短く甲羅の前後左右幅はあまり差がない。
静岡県浜名湖ジャノメガザミ水中写真
タイワンガザミ(雄):ワタリガニ科ガザミ属(学名:Portunus pelagicus)
ハサミと足が青色なのが雄の特徴。雌の体は緑がかった土色で、ガザミと区別が難しい。はさみ脚のトゲの数(3つはタイワンガザミ、4つはガザミ)で見分ける。
静岡県浜名湖タイワンガザミ水中写真05/02/13 伊奈 静岡県浜名湖タイワンガザミ水中写真11/10/26 伊奈 静岡県浜名湖タイワンガザミ水中写真04/11/18 伊奈
静岡県浜名湖タイワンガザミ水中写真11/10/26 伊奈
動画
タイワンガザミ
タイワンガザミ(雌)
静岡県浜名湖タイワンガザミ水中写真04/11/18 祐子 静岡県浜名湖タイワンガザミ水中写真11/10/31 伊奈
甲羅に黒い星を持つタイワンガザミのメス
静岡県浜名湖タイワンガザミ水中写真04/11/18 洋子
雌の正面顔。迫力ありますね。
ヒシガニ (学名:Platylambrus validus validus)
甲は横に広いひし形で、額は狭くとがり、甲面には隆起と顆粒が多い。
はさみ脚が強大なのが特徴で、長さは甲長の2倍以上。
静岡県浜名湖ヒシガニ水中写真05/05/12 伊奈
砂をかぶっているとわかりにくいです。
なかなか珍しい。
静岡県浜名湖ヒシガニ水中写真04/09/09 伊奈
子供です。
どこにいるか分かりますか?
難しいよ
ヘリトリマンジュウガニ(学名:Atergatis reticulatus)
甲は横に広いおうぎ型で甲のへりに板のような縁取りがあるところからこの名がついた。
まんじゅうのように厚みがある。体は赤く、はさみの先が黒いのが特徴。
静岡県浜名湖ヘリトリマンジュウガニ水中写真
05/03/10 伊奈
モクズガニ(学名:Eriocheir japonica )
はさみ脚に濃い毛が生えるのが大きな特徴で、「手袋ガニ」という英名もこの毛に由来している。
毛はふつう黒褐色をしているが、脱皮直後は白色で白髪のようにみえる。
頭胸甲はやや後方に拡がった六角形をしており、側縁部にはノコギリの歯のようなとげが3対ある。

川に生息するモクズガニだが、幼生は塩分濃度の高い海でないと成長できない。
成体はおもに晩夏から秋に河川の淡水域に出現し、雌雄とも、主に秋から冬にかけて繁殖のために海へ下る。
静岡県浜名湖モクズガニ水中写真11/02/11伊奈

静岡県浜名湖モクズガニ水中写真

13/01/10 伊奈


浜名湖ダイビングで見られたヤドカリ(和名順)

ベニホンヤドカリ(学名:Pagurus rubrior )
体色は鮮やかな紅色で、歩脚には赤白の帯がある。眼の付け根には紅白の縞模様がある。
はさみ脚は右側が左側より大きく、棘があり、柔らかい毛も生えている。

脱皮により大きくなる。大きくなって宿貝が小さくなると、更に大きな貝に宿替えをする。
その際、新しい宿が自分のサイズに合うかどうか、右側のハサミを当てて測るともいわれている。
静岡県浜名湖ベニホンヤドカリ水中写真
05/06/23 伊奈
色彩が鮮やかなヤドカリ。
ソメンヤドカリ(学名;Dardanus pedunculatus)
イソギンチャクを殻に乗せることで有名なヤドカリ。また、殻を引っ越す際には、それらのイソギンチャクを、ひとつずつハサミで器用に剥がして一体残らず新たな殻へ移し替える。すごい!
ベニヒモイソギンチャクを付けている事が多い。
左側のハサミ脚が大きい。
静岡県浜名湖ソメンヤドカリ水中写真
12/10/16 裕美

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